松竹梅に鶯

詳畝

荒木寛畝(あらきかんぽう)1832～1915
天保２年６月１６日江戸に生れる　旧姓田中　幼名光三郎　達庵と号す
１０年８歳で荒木寛快に師事　２２歳のとき養子となり荒木の性を名乗り安政６年土佐藩主
山内容堂の知遇を得て土佐藩絵所預かりとなり容堂の歿した明治５年ウイーン万国博覧会に(菊花図」で嘗を受けるが湯島聖堂での陳列された油絵に魅せられ洋画に転じ川上冬厓、国沢新九朗らに師事を受ける　その後日本画に復帰する
大正４年６月２日　東京本郷区で歿　享年８３歳　荒木寛一は義兄にあたる

状態
絹本　軸先象牙　表装抜群にて本画良好