鍾馗図
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詳細
英一蝶(はなぶさいっちょう) 1807~1877
本名は多賀信香、別号は朝湖、牛麻呂、北窓翁、一閑散人、旧草堂、隣濤庵、俳儒を松尾芭蕉に学び俳号は和応、和央、暁雲
石川候の侍医多賀伯庵の子として大阪に生まれ15歳の時に父と共に江戸に出て、狩野安信の門に入り画技をみがき狩野の姓を許され、狩野安雄と称したが のち狩野派に土佐派や岩佐又兵衛、菱川師宣などの画風を取り入れて一家を興したので師匠の安信から破門され旧姓に復して多賀朝湖と改めた。
当時の将軍 徳川綱吉を風刺した「朝妻舟の図」を描いた罪で元禄十一年(1698)47歳の時、伊豆の三宅島にながされた。
12年後の宝永6年(1709)特赦されて江戸に帰り名を英 一蝶と改め(それまでは多賀朝湖)庶民的な明るい構図と軽妙な筆法で江戸の風俗などを描いていわゆる当時の人気画家となった。
享保9年没 (1724) 行年73歳
二代目英一蝶は初代の長男で別号は粟余・粟舎 名を信勝、通称長八郎、世人は[長八一蝶」と呼んだ。
元文2年没(1737) 61歳 一説には47歳ともいわれる。
状態
絹本・金襴表具・軸先象牙・保存状態良好
本画は、獅子の上に鍾馗が、またがり剣で威嚇する様は一蝶らしい、筆法は力強く墨の濃淡は絶妙である。